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人間関係

  • 2011年11月30日 20:28

役者は役がもらえなければ、その時点で役者ではなくなってしまう。

普段、当たりも障りもない会話を交わす友人からそういう言葉が出るとハッとしてしまいます。

その人からしか出すことの出来ない経験と背景が言葉の中に多量に含まれ、
空気中に発せられるとともに、酸素と反応を起こし
空気そのものを変えてしまう。
そんな感覚が時々人と話すとあるのですが、
それを感じられると貴重な経験が出来たような充足感が胸にこみあげてくるのです。

演劇学科の演技コースと呼ばれる
日芸でも花形な部類の人たちがいます。

空気を変えた友人はそのコースの中の一人で

彼ら彼女らの人間関係はを時々端の方で見ているだけなのですが、
どうも普通の関係とは違う特殊なものがあるように感じます。

演技コースはもちろん誰もが役者を目指す
もしくはもう役者としてそこそこ名を売っている方々だらけです。

役をもらうために学内でもオーディションを受け
希望の役を取るがために、演じ切る。

そのまま希望通り叶えばいいですが、
希望の役になれない、役すらももらえない人だって必ず出来てきます。

表では誰もがにこやか笑い合いつつも、裏では役をもらえなかったその悔しさに涙すらこぼしてしまう。
その表裏を常に抱えたまま、演技コースは日芸の中で4年間も演技に身を投じています。

あくまでも聞いただけなので、実状の方はわかりませんが、
腹の底では誰もがライバルのような感覚を
持ち合わせているのに
決して人に悟られないように心がけながら、
他人と接している。
ある種演技のように濃縮された人間関係がそこにはある気がします。
 

 

 
そうやって
つれづれと語る
私の人間関係は
昔からどうもうすい気がします。

隣の芝生は青く見えるとはよく言ったものですが、
それを抜きにしても、そういう関係は私にはまぶしい。

関係といえば、なんとなくこれを思い出す。

ちょっとばかし前というよりもうずいぶん前に読んだ本。

文芸は文芸らしく
本でも読んで、一人物書きにふけるのが相応しいのかも。
向こうからみたら、こちらの方が青く見えるということも
あるのかもしれないですし。

Comments:2

zoomin 2011年12月 1日 23:09

はじめまして、新参者です、今年から美大日記はじめたzoominです。
日芸はわたしの中では華やかで本格派、っていうイメージなんですが、実際どうなんですか?
ふらっと見に行ってみたいなと思っていまして。

猫鼠男 2011年12月 2日 10:31

zoominさん
お初にお目にかかります。長らくだらけていた者です。
かつて私も日芸に同じイメージを抱いていましたが、そこまで華やかさはないです。割と本格派かもしれませんが。
ぜひぜひお越し下さい。私はたいがい大学にいるんで、案内しますよ。

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