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人生を使いこなす

  • 2011年12月 5日 05:29

 
林真理子さんが文芸学科初の日芸賞を取り、記念特別講義が行なわれたときの話です。

そもそも日芸賞というのは
日芸卒もしくは中退した著名人に贈られる賞で
学生たちの人気投票によって受賞者を決めます。
受賞したら、ついでにその著名人による講義も行なわれるとあって
毎年、各学科対抗の組織票合戦へと姿を変え、
教授、学生問わず激しい勧め合い、学籍番号情報交換が水面下で行なわれています。

ちなみに私は今回、たんぽぽの白鳥さんに入れました。
かなりの有力株です。

それについても話したいですが、置いといて、
まずは、林真理子とは誰だろうというところから話していきます。

アグネスチャンと後世に残すべき戦いを繰り広げた人とか
かもめ食堂の人とは違う人とか
糸井重里の弟子とか
そんな感じで覚えておけば大丈夫ではありますが

もっと言えば、

文芸学科の出世頭のヒエラルキーのテッペンに立つのはおそらく彼女であり、
毎年多くの本を出版し、直木賞の受賞歴があり、
多くのメディアでもてはやされたバブルの象徴、
女性として書いていい文章の領域をばっくり開けてしまった開拓者です。

知らない人はぜひ何冊か読んでみて下さい。

絶対好きか嫌いかで両極端な感想が出ると思うので
 

おすすめ
 

 

ようやく本題に入ります。
彼女が講義の最後に言った言葉が
 

世界にはまだ使いこなせてない人生が山ほどある

だからぼろぼろになるまで幸福になってほしい

という言葉でした。
 
単なる後輩たちに向けたメッセージなのかもしれませんが、
私にはこの言葉を聞いて色々と考えさせられました。
 

そういう言葉を出せるというのは
自身がそうやって生きてきたからこそ、出せる
あるいは、小さい時にあまり幸せな環境にいなかったからこそ出せるものです。

林真理子さん自身、家庭環境は特殊で歪みのあるものだったと言い、
母親を見て「人間の不幸になる様」を知ったと語ってくれました。

自分の環境に不満があったり、母親をそうやって評するところに
コンプレックスや見栄、嫉妬をあますところなく出す作風やちょっとひねくれた性格の悪い女性の文章になった大元が根付いているように思われます。

ただ自由に生きるではない、生まれた境遇、環境をいかに利用していくか。

自分の人生の悩み、不安、考え、感情、その他諸々を絡みとって
それを自分の味や魅力として昇華させるようなことが
人生を使いこなすということに繋がっていくような気がします。

 


起きました。途中から急に眠くて眠くてしょうがなく。
中途半端な状態のままさらけ出してしまいました。
大変失礼しました。

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