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もはや何をメディアと呼べばいいのか

  • 2011年12月 9日 21:53

 
授業でdid you know??という映像をみました。ソーシャルメディアやネット世界の規模を統計データと比較してどれだけすごいものなのかをわかりやすく表してくれた面白い映像です。

普段パソコンや携帯を使う時に
こういう世界規模のことを考えることはないと思います。
新しいメディアが既存のメディアに取ってかわろうと水面下で動き始めていることに
意識しながら生活するってこともまずないです。

でも、Twitterやyoutubeに物でいうならケータイも
成長していくにつれ、自然と使い始めていたんですよね。
きっかけも思い出せないほどごく自然と。

それを思うと確かにそれらのスピードは脅威的かつなんとも狡猾な流れです。
既存のメディア、例えばテレビであったり、CDなどの音楽、本や雑誌などなど
そういったものを新しいメディアはなくしてしまうかもしれなく
業界は戦々恐々としているといった具合のニュースをよく見たりします。

メディア全てを見て話すと長くわかりにくくなるので、ここからは「本」をひとつとって話します。

Kindleでもなんでもいいのですが、本がなくなるほどいい電子書籍媒体が出たとしても
本が消えてしまうことはありません。
本が今持っている領域が縮小して、電子書籍がその部分を埋めていく。
それだけです。

紙媒体だからこそ本はいい、電子書籍として物語を読むと奥行きのない薄いもののように感じる
本はかさばるけど電子はデータだから持ち運べるし、いつでもどこでもすぐ読めるなど
紙媒体、電子媒体のそれぞれの出来ない部分を比較した言い争いのようなものもありますが

黒船来航とKindleが言われ始めたのがちょうと私が大学入学ころで
そういった話になるのは話題性もあり、当然の流れかもしれませんが、
ようやく電子書籍土壌が固まりつつある現在も未だにそんな論調でいるのは
すでにナンセンス以外のなにものでもないです。

しかし、大きなメディアではそれをまだテンプレートかのように使っています。
逆に小さなウェブニュース専門のメディアやブログの方が
そんな話題は廃れ、かえってより進んだものになっている。

メディアとして情報のラグがはっきりと見え始めています。
そのくらいネットの力というか情報の速さはすさまじいものがあるといってもいいでしょう。

ネットが世の中の全てのメディアをまとめあげてしまう。
ギーグな人にとってはそうしてくれた方がいいと考えているかもしれません。
ハイクオリティかつ多方面からの情報が得られるというのは悪いことじゃありません。

ですが、取り残される人もいるかもしれないということがその輪には含まれてはいません。
簡単にまとめてくれて、紹介してくれるだけでいいって人もいます。
結局のところそういう部分を補うものが既存のメディアであったりするのです。

情報を個人が選択する時代になった今、
情報を得る手段はもう手の指では足りないほど多く、
誰しもが自分に特化したメディアを選ぶことが出来る。変わりたい人が変わり、変わらない人は変わらなくてもいいくらい自由度の高いものになったのです。

もはや何がメディアで何がメディアじゃないかすら分からない今の時代に既存のものにとってかわるようなメディアが生まれることより、既存と新しいメディアのバランスをいかに保つのかの方が大事な気がします。

 
課題一つ書くついでに美大日記に載せてしまいました。
というより美大日記を書きつつ、それを課題にしようと思っています。
美大日記を復活してから二日に一回は書くようにしているので
ブログ記事編集ページで書くとなんか書きやすい。

そろそろそんな季節です。みなさん課題はお早めに終わらせて、
心置きなく忘年会などに馳せ参じましょう。

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