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何でもないふたつのもの。新潟のお話。

  • 2011年12月27日 11:13

青春18切符で旅をするというのは
大学にいる間にどうしても成し遂げたかったことの一つで
それが叶ったのが今年の夏。

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で西か北へいくぞ!とつぶやいたら
はるくまさんがひっかかりまして声をかけてくださいまして
鈍行でゆったりと新潟まで行って参りました。

北陸の大地を踏みしめるのは人生初です。
なので、電車のドアを手動で開けることだけでも衝撃を受けました。
ふすまのようにすいーっと開けて、閉める。
ずっと開いたままだと、冷気が車内に入ってしまうからこその手動ドア。
アナログで無駄の一切ない、北陸ならではの知恵です。

他にも信号や看板に屋根がついていたり、
あらゆるものが縦に長かったり、傾斜がついていてたりと、
暮らしのデザインがそこらかしこに見えてきます。

何でもないものほど何でもないことなんてないのです。

それは建築物であったり、自然であったり、電車の開き方一つとっても
雪や寒さを防ぐための考えが生きていて、
銀世界がなくても、どこか雪を感じさせてくれます。

青春18切符に導かれるまま、
私は新潟へやってきました。

やらなくてはいけないことも
やろうと思っていることも、全てをどこかに置いて、
夜も昼も、迷いも目印もなく、
誰に何を言われることもだって、言うこともなく、
私は何でもないものでした。

年を重ねていけばいくほど、"何でもないものでいる"ということが難しくなってきます。
大学ですら、いつもどこかに何かを持ち合わせて過ごしているのですから、
なかなか貴重なことなのです。
寂しいように思いますが、何でもないもの

どこにもないのも寂しいもので
時々、そういう時間を作りたくなってくる。

新潟に行った理由をつけるとするなら、そういうとこなのかもしれません。

新潟はいいところでした。
またいける機会があれば、
今度は今のような季節にいきたいです。

 
はるくまさんや、オレンジさんをはじめ、
新潟で出会った方々にはなんとお礼を言っていいのか…
こんな初対面の私に優しくしてくれて、本当にありがとうございます。
この場を借りて、感謝を。

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