- 2009年5月19日 06:57
帰り道。
大学の坂を下っている時に、
コンビニの袋をぶら提げて「こんにちはー」ってすれ違う学生がいます。
こちっも「あっ。こんにちはー」って返すんだけど、もう7時過ぎ。
やっぱり「こんばんは」って言ってやればよかった・・・
そんなことを思っていると、
学生は私と入れ違いに、もう授業がすべて終わったはずの学内に。
朝、出勤の時に、前の日の晩に挨拶を交わした学生が帰っていくのを見かけることも。
大学は、24時間営業じゃないし、私が知っている限り学生向けの仮眠室なんてものはないはず。
夜中にアトリエで制作してるんだろうなぁ(たぶんコンビニの袋の中は夜食か・・)。
そんなことが出来るのは絵画アトリエ。
絵画アトリエは、カマボコみたいな形をした5つの平屋建て。
学外の人からはめったに「立派な建物ですねー」と褒められることはありませんが、
すべての部屋が、北側に大きくとられた窓から採光できるように設計されおり、
「凄いの描いちゃうもんね」と、制作意欲を掻き立てるような雰囲気を醸し出していて私は好きです。
通路や倉庫のはずなのに、いつの間にか制作スペースになっちゃったところや、
知らぬ間に増築されていく部屋には、当然カギなんかありません。
あくまでも想像ですが、
学内には、私が知らないこんな場所が何箇所かあって、
その知る人ぞ知る秘密の24時間アトリエでは、
学生たちが夜遅くまで作業をしているのでしょう。
その実態を知っているのは守衛のおじさん達だけ
造形大の絵画の学生が描いている、
100号をこえるような大きな作品はアパートでは制作できないでしょうから。しょうがないだろうなそんな隠れ家的機能を持っている絵画アトリエが、
新しく建築中の建物に移転することが決まっています。
新校舎2010年6月完成に向けて着工
この建物にはCS PLAZA(仮)、絵画アトリエ、食堂、売店、部室が入り、学生が制作に打ち込み、学生生活をよりのびのびと送れるよう建築するもので、コンセプトは快適性。
この場所はお互いの交わりを深め、学生同士が誘発しあう空間として大いに活躍することと思います。(・・造形大HPより)
予備校講師に造形大の絵画棟は「ボロだね」とつっこまれ、いつも苦しい言い訳をしている私や、
新しくてきれいな食堂や売店になればみんな嬉しいと思うけど。
最新の防犯設備が完備されてしまったら、夜間の制作のために侵入するのは難しくなるでしょう。
制作意欲旺盛な造形生は、それでもどうにかしちゃうと思いますけど(笑
- Newer: お披露目ずみですけど
- Older: ピカピカ
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://bidai.tv/mt/mt-tb.cgi/2879
- Listed below are links to weblogs that reference
- よるのあとりえ from 美大日記::東京造形の高橋
