- 2009年6月11日 02:04
先日、お世話になった八王子経済新聞の記者の方から
造形大の卒業生がトーキョーワンダーウォールで審査員長賞を受賞してますよ
というご連絡をいただきました。
池田衆さんおめでとうございます!
池田衆さんのことは、作品画像を使わせてもらったことがあるので覚えていました。
確か、卒業制作も受賞作品と同じ写真を使ったコラージュ作品だったと思います。
ここ数年、在学中から公募展で受賞したり、コマーシャルギャラリー(展示作品を販売することによって収入を得ているギャラリー)での展示を行う学生も増えてきました。
それはそれで喜ばしいことですが、今回のように卒業してから何年か経った卒業生の受賞報告が入ると、正直こっちの方が嬉しかったりします。
卒業してからどうやって絵を描きつづけるか
池田さんは受賞に関して次のようにコメントしています。
「私が作品制作をするモチベーションの第一歩は、自分の見たいもの、心が動かされるもの、想像力を超えるものを作りたいと常に思っています。今回の受賞を聞いて、そのことを共感、評価されたかと思うと嬉しく思います。これからも、さらにいい作品を作れるよう頑張ります。」
池田さんが言うように、作品を制作することの喜びの一つには、他者に共感してもらうことにあるのだと思います。
そしてまた、さらに共感・評価してもらうための作品を描く。
でもそれが全てじゃないですね。
自分が描きたい絵、絵の中で表したい何かを作品として成立させる、成しとげる。
絵を描き続けるためには、作品制作をするための自己のモチベーションが欠かせないし、受賞や作品を買ってもらい評価を受けることもモチベーションを上げることとなるのでしょう。
その結果が良ければ、賞金を手にしたり、作品を売って収入を得ることにもなるのですが、絵を描き続けることの目的はそれだけではないのだと思います。
さらに自分の絵を描き続けるために、
制作や発表をすることができる機会や場を自ら得る(環境をつくる、繋がりをもつ)ということが、絵を描き続けることの意味なのではないでしょうか。←んっ。言葉まわってるだけ大丈夫か?
そのためには、作品を売って収入を得るだけではなく、
在外研修員となる、企業や団体からスカラシップ(奨学制度)を得る、研究者となる、指導者になる、就職する、アルバイトをするなどなど、いろいろな手段が考えられます。
そーんな話が聞けるかどうかは分かりませんが、
造形大のオープンキャンパスでは、毎年恒例となった、
絵画専攻領域プレゼンツの講演会が以下のように開催されます。
講演会「美術家としてスタートすること」 7/19 13:30-16:00 場所:3-201・202
卒業して数年間経った卒業生が、制作活動をどう展開しているのかを発表してもらうフリートークです。複数名のゲストを予定しています。
毎年違う卒業生を招いて、この企画を自信を持って数年間、続けられるのは造形大の絵画だから出来ることだと思っています。毎年、高校生よりもスタートを目前にした在学生の方が熱心に聞き入っています(笑
かなり濃厚な内容になると思いますが、リアルな話が聞きたい方は是非!
絵を描きつづけることって
大変なことだよなっと思っていたらこんな本があったので買ってみました。楽しくなるって言ってるし☆
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中は、p229オールカラーページで、小さいけど代表作品の図版まで載ってて1500円と意外と安い、しかもすべて漫画による解説w
面白そうなのですが、まだパラパラとしか見ていないので、なんか気がついたことがあったら、また改めてお知らせしたいと思います。おっ。巻末に人名年表までついてた☆
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- 絵を描きつづけること from 美大日記::東京造形の高橋

