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工場好きにもオススメ

昨日は所沢へ行ってきました。
所沢まで何しにいったかというと、

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ぶどう狩りです!!!

たまたま朝WEBで「所沢ぶどう園」という名前を発見して、急遽行くことに。
所沢ってね。ムサビから車で20分ぐらいのすんごく近い距離なの。
そんな場所にわざわざ都会の自宅からはあんまり行きたくないんですよ。
小旅行気分で出発したけど、環八登って関越乗って所沢ICで降りてで50分ぐらいで着いた。
高速が完全無料化されたら(以下略)

ぶどう狩りは何年ぶりだろう。。。20年以上ぶりかも・・。
でも、家族のアルバム写真にあるから「ぶどう狩りをした」と思ってるだけで、記憶にはほとんど残っていません。
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うちの子ども達も大きくなっても覚えてるかな。
というか、そんな遠い距離じゃないんだから何度も連れて行けって話ですね(笑)

 

さー、帰るか!!!

 

というわけにはいかないよね。
所沢まで来て、ぶどう狩りだけで終わらせるわけにはいかんとです。

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はい。引込線です。
第1回所沢ビエンナーレ美術展「引込線」

え?去年もやってたから2回目だろう、って?
細かいことに気がつきますねー(笑)
去年はプレ展。お試し展だったんですよ。
今年が正式な第1回の所沢ビエンナーレ。

●会期:2009年8月28日(金)- 9月23日(水)
●会場:西武鉄道旧所沢車両工場
●参加作家:
飯田竜太、石川卓磨、石原友明、伊藤誠、遠藤利克、大友洋司、沖 啓介、利部志穂、北澤一伯、木村幸恵、窪田美樹、小山穂太郎、佐藤万絵子、下道基行、志水児王、白井美穂、高見澤文雄、瀧健太郎、竹内孝和、建畠朔弥、手塚愛子、冨井大裕、戸谷成雄、豊嶋康子、中山正樹、橋爪 彩、長谷川 繁、増山士郎、水谷一、溝口達也、村岡三郎、森 淳一、山下香里、山路紘子、山本糾、横内賢太郎
●参加執筆者:
青木正弘、天野一夫、石川卓磨、石崎尚、井上幸治、宇野邦一、神山亮子、近藤由紀、坂上しのぶ、沢山遼、高橋綾子、高橋辰夫、建畠晢、谷新、豊島重之、中村英樹、成相肇、西村智弘、原田光、平井亮一、早見堯、真武真喜子、松本透、峯村敏明、本江邦夫、山本さつき、和田浩一、渡部葉子

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まさに「工場」の中で展示しています。床にもレールの跡が。

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会場でムサビ彫刻学科主任教授の伊藤先生と遭遇。
「ボクの作品はこれなのよ」といきなりカチャカチャと装着を始める。

はい。ご紹介いたします。
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伊藤先生です。

このくちばしみたいなモノの上には鏡がついてて・・・、
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あ、これがわかりやすい。
装着した人が下を見ると、天井が下に見えるんです。
(しかし、この写真、なんか石田徹也さんの絵みたい・・・)

 

これがね。予想以上に不思議な世界を体感することになります。
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外を歩くと空が下に見えるわけで、まるで空を歩いてる気分になるの。
ぜひ会場で試してみて。

 

去年はプレ展ということもあり、かなり手探りの中での展覧会でした。
私は去年も見てるんだけど、正直に書くと完全に作品が「箱」に負けてました。
「うわっ・・・見るんじゃなかった」と思いましたもん。今だから書けるけど。
だから今年ここに来るのにもかなり勇気が必要で、この時期になってしまったんです(笑)

でも、今年は会場のことをよく研究した作品が増えたように思います。
これだったら人にすすめられる。

 

そして工場萌えな人にはかなりおすすめな展覧会でもあります。
だって工場の中を歩けるんだもん。

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「石神井公園駅高架化工事使用材料」なんかが置かれてたりするのね。

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工場ってこともあって、「手洗い場」が独立して存在し、しかも大きい(笑)

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この天井だけでも作品として成立しますな。

 

こういう展覧会で難しいのは、「どれが触っちゃいけない作品なのかわからない」ことかもしれません。

屋外展覧会だと風雨に耐えられるよう頑丈に作るから、多少人が触るぐらいだったら問題はありません。ヨゴレや傷も盛り込み済み。
「作品のため」というより、触った人がケガしたり汚れたりするから「触らないでください」とすることはあるけど。
また、アートの方向性としては「双方向」が流行りでもあるので、あえて触れてもらうことも増えてきてます。
一方、室内展覧会だとその場に「作品に触っちゃいけない」空気が流れてるから触ろうという気にはあまりならないし、「触れないでください」とあちこちに貼ってあっても気にはならない。

でも、こういうだだっぴろい空間で大きな作品を床に設置させると屋外作品みたいに見えるから、どうしても触りたくなっちゃうんだよね。
エアーで膨らませてる巨大作品があるんだけど、他のお子さんがその中に入ろうとして監視員さんに注意されてました。
でも、あれは誰でも絶対に入りたくなる(笑)

作品に触らないのが常識」です。
でも個人的には「彫刻は触ってナンボ」「触らせたい気持ちにさせたら彫刻家の勝ち」「触られて困るような作品をこういう場所に設置する方がおかしい」と思ったりもしてます。
原始脳をゆさぶるのが彫刻活動であり、「理性的に触るものではない」ではなく「本能として触りたくなる」ことを前提として展示を考えるべきかもしれない。
うまくいえないけど、「絵画」は「鑑賞」するもの、「彫刻」は同じ空間に存在するもの、とでもいうか。
本当に触らせたくなければ、作品の前に立入禁止線を設定すればいいけど、それじゃ空間が壊れてしまう。
彫刻を学んだ人間がそんな感じなのに、普通のお客さんがそれをどこまで理解できるんだろうか。

「絵画展」にはない、「現代美術展・彫刻展」の難しさかもしれません。

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