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隣人を買う

本日、美術大学学長サミット国際デザインシンポジウム一般枠締切日です。
(在学生・校友枠は9日に締め切りました)

まだ申し込まれてない方はこちらからどうぞ
80周年イベント申込み方法

 

また、立川在住の方。
今日、FMたちかわで80周年の記事が流れるそうなので、チェックしてください。
立川経済新聞リターンズ

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私大連研修二日目。

午前中は昨日の講義の続き。
午後は最終グループ発表のためのまとめ。

 

講義の中で「教育は消費か投資か?」という話があり、こんな問題が出されました。

子どもが慶應義塾大学と首都大学東京に受かった。
子どもはどちらに行くか悩んでいる。
親としてはどちらを薦めるか?

あ、別に「どっちが優れた大学か?」を言い当てる問題ではありません。
私大連の研修なんでそんなことやるはずがない(笑)

どちらも授業内容は優れた大学です。
首都大学東京は学費が安いけど、知名度はまだまだかも。
慶應は学費は高いけど、卒業生も多くブランド力も高いから就職に有利かも。

さ、親のあなたはどっちを選ぶ?という話。

 

アメリカの大学観には「buy neighbor」という考え方があります。(綴り間違ってたらごめんなさい)

直訳すると「隣人を買う」。すごい言葉(笑)
ブランドの高い大学へいく理由(アメリカも学費が高いところは高いんです)は、クラスメイトが将来財界の大物になったり、優秀なパートナーになってくれる可能性がある、つまり「将来の顧客」になる可能性があるからなんですね。
お金を出して友達を買ってるんです。

こういう話を日本ですると友達を買う前にヒンシュクを買ってしまいますが、でも遠回りに同じようなことは既に言ってます。

美大なんていい例ですね。
美大に行かなくても画家にも彫刻家にもなれるし、漫画家にもグラフィックデザイナーにもなれます。
だって、「画家4段」「1級漫画士」なんて資格はなく、「私は画家です。イラストレーターです」と宣言すればなれるから。
美大卒じゃない画家や漫画家はたくさんいます。

じゃ、なぜわざわざ高いお金を出して美大に行くのか。
なぜタマビやムサビを目指そうとするのか。
有名だからか、施設がいいからか、有名な先生がいるからか、予備校の講師がいいっていうからか。

つきつめていくと、そして回りくどい言葉を使わなければ、「優秀な隣人を買う」ためなんですね。
・・・って精神論第1な日本人には、この言葉はまだ抵抗があるかな?

 

とは頭でわかっていても・・・というのが自分の正直な気持ち。

1人分であれば私立大学にやるお金はなんとかなりそうな気はするけど、兄弟二人を私立大学にやる余裕は多分ない。
でも、うちの親(共に教師)もかなり無理をして子ども3人を私立大学、しかも一番下を東京の私立美大、しかもしかも一番美大でお金がかかる彫刻学科に行かせてくれたんだから、その恩を返すためにも自分の子どもにはお金のことで大学で選ばせるようなことはしたくない・・という意識もあります。

 

この質問の結論を書くと、「答えはありません」です。
真っ当な親の答えは「子どもに決めさせる」だとは思いますが。

 

そして、もう一つ問題が出されました。

「大口寄付者の子女を優先的に入学させるべきか?」

くどいようですが、これは私大連の研修です。
皆さんも「大学人」の立場になって、ちょっと考えてみてください。

続きは明日。

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