- 2010年1月27日 05:05
- 卒業・修了制作展
卒業制作を作っている人へのアドバイスシリーズ。
これまではこちら。
■卒業制作について
■卒業制作を作っているあなたに1
■ムサビペディア::価値観(卒業制作を作っているあなたに2)
■いよいよ卒業・修了制作展(卒業制作を作っているあなたに3
■卒業制作展の前に1
■卒業制作展の前に2
■卒展の感想4
■卒展の感想5
■卒業制作を作る前に1
■卒業制作を作る前に2
■卒業制作を作る前に3
■卒展前に最後のアドバイス
■卒業制作を作っているあなたに4
多分学生さんが気がついてないことです。
いつもの場所にいつもと違うものが置かれてることに気がつくのは、
いつもそこを通ってる人だけ。
いやー、哲学的な奥深いメッセージでしょ?
でもそんなに奥深くなくて、そのままの意味です(笑)
特に屋外展示で言えることなんですが、相当その空間に違和感がない限りは人間って素通りしちゃうんです。
確実に。
当然といえば当然なんだけど、「ん。いつもと違うものがある」と思うのは、実はいつもそこを使ってる人だけなのね。
「え。これも作品だったんですか?」と卒展でよく聞かれます。
私達からすると作品以外なにものでもないんだけど(笑)、お客さんの意識・・というか視線はそういうもんです。
空間と同化するのがテーマであればそれはそれで成功かもしれないけど、やっぱり気がついて欲しいよね。
何が言いたいかっていうと、「芝生の上の岩」がよく出来てるんだけど、外の人は作品と思ってくれるか不安で不安で・・。
卒業制作と卒業制作展は違うってこと。
「卒業制作」とは単なる「授業科目」です。
学生さんが教授に作品の説明をし、教授は自分の視点で採点をし、単位を出す。
大学からすると、それ以上でもそれ以下でもありません。
でも、「卒業制作展」は「展覧会」です。
対象はあらゆる人。
美大生もいれば、近所のおばあちゃんや子どももいる。
「卒業制作」では直接教授に説明し、説明してる間はみんな自分の作品に集中してくれてたけど、「卒制展」ではそれができない。
知り合いでもない限り、「展覧会の中のひとつの作品」という扱い。
まず、「足を止めてもらう」ことが必要なんです。
あらゆる人が理解できる作品イコールいい作品ではありません。
ただ、展覧会である以上、いろんな人に見せる意識・見てもらう意識は大事。
「二人がその空間に入ると音が変わる作品」は二人がそこに入らないとわからない、とかね。
結構初歩的なことだし、自分がお客さんだったらすぐに気がつくことなんだけど、卒業制作でどっぷり浸かってしまった脳では見逃しやすいです。
といって、こまかくコンセプトをパネルにして説明するのって、ぶっちゃけ「パネルじゃなくて作品だけで説明しやがれ!うまくデザインできてないって証拠だろうが!何かい。お前さんは売ってるものや買ったもののマニュアルをいちいち読むんかい!お風呂の中でバスクリンの効用をじっくり読むことはあっても、お風呂以外では読まないでしょ?時間がある時しか読まないの!それと一緒!」と私は思ってしまうタイプですが。
しかし、このアドバイスをこのタイミングでやって何のためになるのかって話があるけどね。
手羽って性格悪いでしょ?(笑)
あ。ムサビの4年生・大学院2年生へ。
手羽ブログで展示を紹介してもらいたいっていう人。
メールかコメントください。
学科名・実名(嫌ならペンネームでも可)・展示場所・展示の売りを書いてね。
酷評はしませんから大丈夫です(笑)
そこは大人ですから。
key_tくんも四輪駆動さんもなのはなさんもヤスタカくんもrazyさんももずくさんも卜部くんもおく★ともさんもみちくさとりこさんも白いカラスさんも、最後なんだから展示場所書いたら?
・・・って今年、卒業生多いな・・・。
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Comments:1
- joku 2010年1月27日 23:48
全く関係ないのですが、
31日のNHKの課外授業「ようこそ先輩」は見逃せませんね。
どこかのブログで見覚えのある映画のタイトルが並んでいると思ったら・・・
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