Home > 徒然ムサビ > 学生団体の問題点

学生団体の問題点

卒業生は最後にしょっぱいブログ書いて出ていってね(プレッシャー)

 

昨日は学生さん数名が相談に来ました。
課外活動協議会の学生さん達。
私のインターンシップ演習を聞いてたそうで、「手羽さんにアドバイスが欲しい」と。


課外活動協議会とは・・・うーん、なんて書けばいんだろう。
高校生にもわかりやすく説明するなら、本来は生徒会みたいなもので、この組織の下に芸術祭実行委員会やサークル協議会があります。
学生さんでも知らない人が多いんだけど、芸実委とかの上位団体なんです。

ただ、こう書いちゃうとアレだけど、目立った活動が最近はありません。
数年前は課協主催の大新歓コンパとかやってましたが、今は新入生オリエンテーション日に配られる新歓パンフの作成ぐらいかしら。
ちなみに私は毎年この新歓パンフを楽しみにしてます(笑)

好き勝手にやれる団体ならやめたくなればやめればいいんだけど、「組織運営上必要な組織」てものが世の中にあるわけで、まさにその典型例が課外活動協議会・・略して課協なのね。
今回私のところにやってきたのは、「存在させなくちゃいけないんだったら、もっと学生のための活動を活発にしたい」と立ち上がった学生さんたちなのです。

 

課協の問題点・・というか学生さんが運営するグループで必ず起きる事象がいくつかあります。

一つ目は「継続性の弱さ」。

芸術祭でもそうなんだけど、次に引き継がれていかない。
みんな最初の段階で「何にも資料がない!」と驚き、「次の人のために引き継ぐぞ!」と思うのだけど、イベントが終わった頃にはめんどくさくなってやっぱり作らない、とか。
こういうのって、やってる最中に面倒でも作った方がいいんですよね。
忘れちゃうし、あえてその時間を作るのが億劫になるから。

「引継ぎ資料はちゃんと作ったんだけど、その場所を次の人が知らない」なんて話もよくあること。
さんざん「去年の人は資料を残してない!」と文句を言ってて、終わった後に片付けてたら去年の資料がどっさり出てきたとか(笑)

そして、「リーダーが卒業すると活動モチベーションが下がる」パターンもあります。
カリスマ性のある学生さんが1人いて、その人を中心に活動したら1年目すごく盛り上がった。
でもその人が卒業しちゃうと、「それでも頑張ろうよ!」とみんなは言うのだけど、モチベーションがいまいちあがらない。
「存在するだけ」のグループになり、何度も「これじゃダメだよね。頑張ろうよ!」と盛り返そうとするんだけど、1人だけ大変になっちゃって、その人が「私はもうやらない!」と怒り出して、「1人だけが大変にならないような仕組みにしよう」てな話になるんだけど、モチベーションも高くないからそんなに協力者もなく、「みんな集まる時間がないからメーリングリストで話し合いをしよう」とメーリングリストを作ったはいいけどメンバーからの返事もなく、集合をかけても数人しか集まらず、徐々に衰退。

そういうグループをたくさん見てきました(笑)
ちなみにサイト運営でも同じことが起きます。
そういう学生さんのサイトをたくさん見てきました(笑)

  

二つ目は「自分たちの利益に走りすぎてしまう」こと。
学生さんは「なんで大学はわかってくれないんだ!」と怒るんだけど、大学からすれば「なんで学生はわかってくれないんだ」なのです(笑)
また、大学は基本的に「『学生の自治』を守ってあげたい」と思ってるので、基本的にはノータッチ。
「学生達で相談して解決しなさい」というスタンス。
でも学生さんは「もっと大学は干渉して欲しい」と望む場合があって、確かに完全に任せるわけにもいかないから中途半端な形で協力することになる。
これだと、お互いに「おいしい」関係が築けません。
自分達の正当性を訴えるだけじゃ今は無理なんだよね。

「大学=カタブツの悪の組織」と思ってる学生さんが時たまいるんだけど、それはドラマやマンガも見すぎ。
今時そんな対応をするわけがないんだけど、最初から「大学は敵だ」的に来られるとバリアを張りたくなります。
私大連の研修で「大学の戦略」という講義があったんですが、講師の方がこうおっしゃってました。

「良い戦略とは、敵を作らないことだ」

 

なので彼らには
●課協の『強み』をもっと考えよう
●モチベーションを継続できる仕組みを考えよう
●大学と学生さんでwin-winの関係が構築できる企画を考えよう
と提案をしました。

というわけで、また相談に乗ることに。
楽しみな展開になってきました。
 

課外活動協議会。
新入生、在学生の皆さんも協力してあげてください。
彼らがいないと、芸術祭もサークルも成立しないんです。
興味のある方は鷹の台ホール第4会議室へ!!

 

 

別れ際に「手羽さん、課協の宣伝をブログに書いてください」と頼まれた。
もー、今日は更新しないつもりだったのに(涙)
でも手羽は頑張ってる人には優しいのです。

Comments:1

toru 2010年8月12日 03:41

「良い戦略とは、敵を作らないことだ」か。敵になりたがる傾向をもつ人を相手にしても「敵にさせない」テクニックとは、果たして・・・。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://bidai.tv/mt/mt-tb.cgi/4579
Listed below are links to weblogs that reference
学生団体の問題点 from 美大日記::ムサビの手羽

Home > 徒然ムサビ > 学生団体の問題点

Return to page top