前回はこちら。
■恒例の芸術祭反省会1
反省・・ではなく、今年の芸術祭では「人の考え方っていろいろあるんだなああ」と思った出来事があって。
ご存知のとおり、芸術祭2010初日は台風の影響で2時終了となりました。
で、「2時に終了するなら、最初からやらなきゃよかったのに。すげームサビって中途半端」と言ってる人がいたのね。
多くの学生さんが多くの時間をかけて準備してる。
お客さんもこの日しか来れない人がいるだろうし、もうムサビに向かってる人もいるかもしれない。
学事日程上、小学校の運動会じゃないんだから「延期」という選択肢はない。
身内的な考え方かもしれないけど、そう考えると、完全中止の判断はしにくい。
「ギリギリまでやれるところまでやる。ただ時間短縮の可能性があることは事前告知する」という今回の対応は、芸術委・大学側の苦渋の決断なのはわかるし、ベストではないまでも、ベターな判断だと私は支持してます。
ただ、「午前10時半に時間短縮決定するぐらいなら、最初から中止しろ」という気持ちもわからなくもない。
お客さんからしてみれば、来てすぐに「帰ってください」と言われるぐらいなら、最初から「来るな」と言われた方がまだいい。
学生さんも、半日だけといえども準備・仕込みはしなくちゃいけないわけで、それだったら朝段階で中止決定してもらった方がわざわざ大学に行かなくても済む。
「午後に判断したならともかく、10時半だったら朝1に結論だせ!」と。
これ、結論なんかありません。
自分にとっての「価値」が違うので、ベストな手段は恐らく無く、ベターな対応を考えるしかないのね。
最近、この手の問題にぶつかることが多いっす(笑)
■ギロッポンと運動会
リンクロウ運動会の後日談がありまして・・。
予想通り相当学校側に苦情があったようで、校長による謝罪文プリントが先日配られました・・。
yukihahaさんから「学校と保護者が微妙な関係にならないといいですね」とコメントをもらいましたが、微妙ではなく険悪な関係になったようです(笑)
でもこの一番の問題点って、集団演技ものだけやって残りを延期したことよりも、そして普段は使ってはいけない緊急連絡網を使ったことよりも、2時間後に「やっぱりやる」と変更したことだと思うのね。
いろんな考え方がある。
でも「やるかやらないか」の決断を誰かがするしかない。
天気のことは誰もわからないんだから、それに文句をいう権利は誰にもない。
「ほら、晴れたじゃないか!」と文句をいうのはあまりにも無責任な発言。
ベストな手段がない場合は、早い段階で誰かがどの選択肢にするか決定し、伝える。
周りは普段からその人に決定権を与えてる以上、それに従う。
都合のいい時だけ文句をいうのはルール違反であり、その構造を理解してない人がクレーマーとなってくると、リンクロウ運動会みたいなことが起きてくる。
これって、「当事者意識」「『立場』という考え方」「他人の利益まで考える理性」があるかないかだと思うのね。
距離感を置くのは客観的に物事を判断できていいことなんだけど、「自分が決断する側だったらどうするか?」「自分は指示する側なのか、指示に従う側なのか」「他の人の利益はなんなのか?」という意識が薄いとこうなっちゃう。
某場所で行われた某イベントで、某学校賞を決める方法が「プレゼン時の会場の拍手の大きさ」だったそうで。
拍手時に計測器を会場に向け、「●●ポイントです!」というやり方。
私もその場にたまたま5分ぐらいいたんだけど、関係する学校のプレゼンだけ参加して拍手して後は帰る・・という組織拍手票があったようで(笑)、その学校は失格になったらしい。
若い人が思ってる以上に、意外と組織票って起こりやすい(起こしやすい)んだよね。
組織票ウンヌンではなく、「最初と最後での客席の人数の差」とか公平な状態をキープできないことは予想できるから、私だったらこういう採点方法は絶対に取らないけど(文句を言われようが審査員方式にする)、「お客さんが信じられる人たちなのか、信じられない人たちなのか」のどっちをスタート地点にするか、なんだろうな、と。
「公平に会場の人にもわかりやすく採点するにはどうしたらいいか?」を考えた結果であり、気楽に考えれば、この採点方法自体をそんなに責めることはできない。
大抵の場合は、「ルール」の問題よりもそのルールを解釈する「人」に原因があったりするもんで。
また、全体の意見が正しいとは限らないわけで、強引に誰かに決めてもらうのもその場が落ち着く一つの手。
続く。
Comments:1
- poncho 2010年11月 7日 08:07
はじめまして。油絵科の親です。
ムサビ日記の方には何箇所か顔を出して(?)いますが、こちらでは初コメです。私は30日に芸祭に行くつもりでしたが、「8時までにツイッター又はHPで発表」と言う告知があった時点で急遽31日に行くことにしました。
何しろ、家を出る予定が6時半。8時ギリギリで発表になった場合、すでに家から1時間半進んだ地点に到着していることになりますから。(しかもそこはムサビから1時間の地点)
開催が決定した後に出たのではムサビ到着が遅くなるし、遅くなるほど風雨が強まるのは予報で出ていたので、結果的に予定を変更したのは私の場合正解だったと思っています。
ただ、もし31日の都合が悪くて30日しか無かったとしたら開催している限り行ったかもなあ・・・
(娘とは関係なてもepaだけは生で見たいし・・・)さて、連絡網の件ですが。
うちの子の小学校・中学校では「ラインネット」と言うメール配信による連絡網を採用しています。
学校側からのお知らせが保護者にメールで配信されます。
緊急のお知らせ(行事の開催・変更、不審者情報)だけでなく、「今日〇〇の手紙を配布しましたのでご覧下さい。」とか「秋季大会の結果」や「奉仕作業ご苦労様でした」的なメールも来ます。
私が委員長を務めたPTA広報委員会では、「らくらく連絡網」と言うメール配信連絡網を利用していました。
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