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美大親の覚悟とは

ムサビ日記親メンバーに出したお題
美大生親の覚悟とはなんですか?
の回答が出そろいましたね。

ブログは4名だけですが、コメントにたくさんの親御さんが書いてくれてます。
私が細かく説明するよりも、コメント欄も含めて読んでもらった方が参考になりますな。

ムサビ親日記 - ここのこ -: カクゴ
ムサビ親日記 - ドラドラ -: おやっ? | おやおやっ? | おやおやおやっ?
ムサビ親日記 - poncho -: 勝手にシンクロしてしまう お題:美大生親の覚悟
ムサビ親日記 - ザラメ -: お題:美大生の親の覚悟とは?

ザラメさん、「このお題は失敗じゃね?」って全然失敗してませんから!
「最初からあきらめてたんで覚悟してなかった」という意見も、それもひとつの真実だと思います(笑)
 

予想通りというか、やはり一番の覚悟は「学費」ですな。
えーと、「美大側の言い訳」を書かせてもらうと(汗)

美大は文系にグルーピングされてますが、
通常の文系だと極端な話、講義室設備と図書館があれば授業は成立します。
(極端な話ですよ)
でも美大の場合は、その設備も必要だけどアトリエ・工房・演習室も必要。
アトリエは一人当たりの面積がそれなりに必要だし、工房には制作機械がいる。
文系だけど、設備としては・・・実はやってることは理系に近いかもしれません。
でも、理系と文系って国からもらえる補助金が違うんですよ。もちろん文系は少ない。


また、美大の場合・・・特にファインアート系の場合は4年間大学に通うことになります。
え?当然だろ?って(笑)
通常の大学だと、2年か3年ぐらいで単位を取り終わったら、そんなに大学に行かなくてもいいんだけど
ファインアート系の場合だと、制作場所が大学のアトリエだから大学に行かないと作品が作れない。
ファインアート系の場合は(作るものによるけど)4年間ほぼ毎日です。

手羽は3年の途中ぐらいから彫刻の面白さに気が付いたクチですが、
それからはバイトの日以外は本当に毎日大学で作品作ってました。
一般大学だと、
「最初の2年は大学に通う頻度が高いから大学の近くにアパート借りて、3年生から実家」
というパターンがあるけど、ファインアートの場合だとその逆で
「4年生から大学の近所にアパートを借りて卒制に打ち込む」
という人がぼちぼちいます。
えーと、何が言いたいかというと、通常の大学より2倍ぐらい大学利用度が高いわけで、
学費が2倍高いのは・・・はい、くどいけど言い訳です(笑)
やっぱり高いですよね。
私も親から「あんたの学費はお姉ちゃん二人分の学費だ」とぼやかれましたもん・・。

美大も大学である以上、「制作」以外・・つまり教養部分にも力をいれるのは当然で、
そこが専門学校との一番の違いかもしれません。
学生さんに「大学を使い倒さないともったいないよ」といつもアドバイスしてるのは
そういうわけです。
学生時代はあまりそういうところに目を向けませんし。
 

一方で。
昔よりも学生さんへのサービスが増えています。
「え。そんなことも今はやってあげてるの?(やってあげないとダメなの?)」
とびっくりすることが私でさえありますもん。
これはいい意味でも悪い意味でも。
いい意味では「サービス向上してる」ですが、
悪い意味では「大学・大学生・美大生ってなんなの?」という疑問。
「高校生じゃないんだから、そんなの自分で調べて自分で解決すりゃいいじゃん」
という部分です。
多くの大学関係者が抱えてるものだと思います。


ここで二つ目のお題を。
「へー、今はこんなこと大学がやってるんだ」と感じたものはなんですか?
(いい意味でも悪い意味でも)

ご自分の学生時代にはなかった大学のサービス等ですね。
「こりゃいい!昔もやってくれてたら嬉しかったのに」
「ここまでやるのはどうなのよ・・・」
といったもの。
美大に関係なく、ご自分の経験談と一緒に書いていただければ。
あ。「こういうのをどっかの大学でやってるのを聞いた」ってのは抜きで。
それだと誰でも書けちゃうので(笑)
これを書けるのは、大学関係者や大学案内を読んだりスタッフにヒアリングしただけの研究家では無理で、
美大親(大学生の親)しかいないわけで。

「オープンキャンパス」も20年前にはなかったイベントですし、
ムサビの場合だと、「保護者への成績送付」があるかな?
人によっては「これはありがたい!」だし、
また人によっては「保護者に成績送付って何考えてるんだ?」と
意見が分かれる典型的なサービスかも。
あ、逆に「昔はやってたのに今はない。またやればいいのに」でも構いません。 

 

 

見守る覚悟」が主流の意見になったのは、さすが親日記ですね。

小学生じゃないんだから、親御さんじゃなくて自分でやりなよ」というのもありまして。
「風邪で今日学校休みます」と親御さんが大学に電話をかけてきたり。
動けないぐらいひどいのなら仕方ないけど、
どうせtwitterとかで「風邪ひいちゃったお」とかつぶやいてる元気はあるわけでしょ?
自分で電話かけようよ、と。
そして、
幼稚園じゃないんだから、子どもにやらせてくださいよ
てのも、もちろんあるわけで。
「お子さんが頼んで」というより、頼まれてないけど親御さんがやってしまうパターンが増えているような気がしてます。
そして多くの場合は、自分の経験値でやってしまってるから、微妙にポイントがずれてることも多く・・・。


先日のブログではさらっと書き流しましたが。
ムサビタマビの入学定員は合計で約2000人です。
てことは「母と父」という単純計算だと、
明日2月20日ムサタマの合格発表日に約4000人の新たな美大親が誕生することになるんです
この数字、当たり前といえば当たり前なんですが、よくよく考えるとすごくないですか?

「子どもの誕生日が『ママ』の生まれた日」とよく言われるけど、
美大合格発表日が美大生親の誕生する日」でもあります。
新しく美大生親になられる方は、ぜひ先輩たちの書いてる「見守る覚悟」を持っていただけると。

 

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