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美大日記::タマビの米山

9連続奪三振

  • 2010年3月12日 04:36
さりげなくこんばんは。

久々の日記です。

あれだ、これだと走り回る日々を過ごしていると、
ついついキーボードから遠ざかってしまう不器用な指・・なんです。
いただけません。

八王子美術学部は補欠の繰上げ合格も進み、
上野毛造形表現学部は現在入試の真っ最中。
4年生は各学科、学外で卒業制作展を行い成果発表を続けている。
ちなみに美術学部・大学院の学内展は3月21日から23日まで八王子キャンパスで開催。



さて、最近野球をしていない。
いい訳はいいとして、文字で少し気持ちを満たしている。
「左腕の誇り」江夏豊の自伝を読んでいる。
大阪出身の阪神タイガースの元エース投手だ。

自分の所属する野球チームにも大阪出身の先輩がいる。
今から10年以上前、入団時その人から「ハイ、これつけろ」とぶっきらぼうに
背番号「28」を渡された。
偶数はあまり好かないから、生意気にも晴れない顔でいると、
「めっちゃいい番号だよ、おまえこれ空いててラッキーだぞ」
何かよくない裏がありそうな感じで、
ほんとかなーっと結局気持ちも晴れずに背番号「28」をもらった。

数年後、野球にはまって背番号「28」のかっこよさを知る。
奪三振王江夏豊の阪神時代の背番号だった。

江夏は小学校高学年ぐらいから兄貴に左利きにさせられていく。
母親は右利きでってなるから、
ご飯食べる時、兄貴の顔みて左で食べて、母親の顔みて右で食べて・・。
そんなところから、14歳上の兄貴の期待にそって、
本当に左の剛球投手に成長していく。

ガキ大将で、勉強はあまり好きじゃない。
中学の時は先輩とけんかして1年目で野球部退部して、
実際は高校から野球をはじめる。
中学時代はホーガン投げで記録をもっていたようだ。

プロなんて雲の上の存在と意識もしたことなかったが、
野球が面白くなって、歩いて家に帰れない程とにかく毎日練習した。

目標の甲子園は出場できなかった。

しかし左の剛球投手として
いつの間にかプロに注目される選手になっていく。


プロ時代の話で、一番有名なのは、
山際淳司の「江夏の21球」
これは広島時代のお話。
野球を少しでも知っていれば若い子も読める。


江夏がプロに入った時の、当時の阪神のエースは村山実。
江夏が村山さんのピッチィングを盗もうと練習場に早出すれば、
村山さんの練習が終わっている。
それじゃ、もっと早く行けばと、
行くとやっぱりちょうど練習が終わるのだ。
何なんだろうと思えば、周りからお前がくるからやめるんだよと。
そんな簡単に盗ませない。
新人でもライバルだと。
さすが、プロの世界は厳しい。

その村山さんに・・村山実って知らないかな?
長嶋、王のとかの時代ね。
ざっくりだけど、これを押さえて・・
長嶋茂雄の天覧試合のサヨナラホームンは知ってるかな?
あの映像のシーンでマウンドでうなだれている阪神のエースピッチャー。
これが村山実。
江夏とは12歳年上。

その村山さんに、練習する巨人軍をみながら、
お前はあっちだ、と王貞治を指されるわけ。
自分と長嶋との勝負に邪魔するなってことだよ。
阪神ー巨人
村山ー長嶋
江夏ー王

こういう勝負の図式ができる。

そして江夏が奪三振の年間日本記録を更新する時、
彼は王さんから三振を奪うんです。

まっすぐな人でしょ。


こういう本を読んでいると、不思議と懐かしさが溢れてきます。
自分がプロでもないくせに、高校時代野球部でもなかったくせに、
本当に申し訳ないんだけど・・なぜかグランドに立っています。
そして「おい、坊主何やってんだ」とか江夏が話してくれているような気がします。
懐かしさは次から次へ物語をつくってくれます。


あの時、先輩は背番号「28」のこと詳しかったんだろうな。大阪だし。
嫌だなと思ったのが恥ずかしい。
むしろ「28」のおかげで江夏豊にすごく興味をもてたんだもんなー。

あの時は先輩を盗めなかったってことか。
自分で実感しないと一人前にはなれないってことだな。
お恥ずかしい。


ついでに
多摩美の創立1935年。
阪神の球団設立も1935年。


知識もこうなると繋がっていくもんですわ。


上野毛キャンパス 造形表現学部(夜間)の入試

  • 2010年2月23日 01:03
八王子キャンパス美術学部の入試も終わり、25日の合格発表を待つばかり。

合格発表がおわり、3月に入ると、
次は上野毛キャンパス造形表現学部の入試が控えています。
ちなみに出願はもう始まってます。
締め切りは3月1日(月)まで(郵送、消印有効)です。

世田谷区上野毛といえばひとつ横の駅が二子玉川。
最近、大開発です。すごいですよ。
ちなみに渋谷まで15分ぐらいの場所です。

造形学科とデザイン学科で、入試の変更点がでています。
造形学科は、これまで試験は水彩のみでしたが、油彩でも試験にのぞめるよう配慮しました。
デザイン学科は落ち着いて試験にのぞめるように、内容もさることながら、今までの試験時間を見直し(これまでデザインという名前の実技試験の中で時間を区切ることなく、デッサンや立体作品・平面作品や面接や作品解説文等、いろいろな能力を見る試験を実施していた)、新たな試験の枠組みで試験を行います。

次年度以降、入学後にも造形力や描写力などの基礎力を強化するカリキュラムを考えていますので、その流れで入試の枠組みも変わっていると理解してもいいかと思います。

映像演劇学科は八王子キャンパスにない学科です。
映像、演劇、ダンス・パフォーマンス、シナリオなどを学びます。
野田秀樹教授がいるのはこの学科です。tamabi.tvに映像あります。
高校生の皆さんは、お父さん、お母さん、高校の先生などに聞いてみるとよくわかるかと思います。

造形表現学部は夜間部ですが、昼間キャンパスはあいてますから、制作したい学生は昼間から大学を活用することができます。
ちなみに平日の授業は18時からとなりますが、土曜日の共通教育は14時からはじまります。

職員になって、勤務地が上野毛だったんだけれど、
八王子に校舎がどんどん建ちはじめて、
いろいろキャンパスライフがかわりはじめていた時のことで、
多摩美が何でもありの学校じゃなくなるのを悲しく思っていたところ、
上野毛に来て、ここはまだ自由があると思ったのを覚えています。
街で飲んできて帰れなくて学校戻ってきてアトリエに泊まるみたいなことが、
非公式ながら許されていたりして。
まあ、これを自由っていうのもおかしいんですけど、夜中じゅう語れる感じっていうのかな、学生も大人で、結構勤めてから数年そんな感じだったような気がする。
校舎なんて古くても関係ないと思ったけれどね。雰囲気よかった。

当然、最近は夜中じゅうとかそういうのNGですよ。
いろいろ理由はあるようですがその説明は端折ります。
しょうがないと思う反面、多摩美は八王子もそうだけれど、24時間制作できる場所であってほしいと思ってやみません。

やっぱり夜中じゃないとモノがつくれない人とか絶対いると思うんだよな。
朝日とともに早朝制作にかける奴とかさ。
制作する時間帯にもこだわりがあるはずなのさ。
何かが空から降ってくるときなんか、秘密の時間じゃないといけないしね。


そういえば、先日、先生方から多摩美のおおらかな時代の話を聞いたんです。
やっぱり、移転前の上野毛の話や、溝口に寮があった話や、八王子へ移転後の70年代の話とか、おおらかだよ。一番とか二番とかもない時代だよね。
ただ殺気があったとかいってたけれど笑。
何がおおらかなんだと思われますよね。

おおらかな時代の話はまた時間がある時に書きたいと思います。

よろしくお願いします。

17日の入試など

  • 2010年2月16日 22:45
こんばんは。

多摩美の入試も最終を迎えます。
今日のB日程学科試験、芸術学科の専門試験がおわり、
明日17日から日本画と彫刻の実技試験です。

日本画は今年から担任制(入学してきた学年は4年間ひとりの教員が担当)ではなく、
全教員が、どんな学生とも関わる(今までもコンテストなどの批評会では関わりがありましたが)ような体制に変わりました。
卒業する時に、「ほとんどあの先生と話したことがない」というのはなくなります。
とても大きな変化だと思います。

彫刻も、同様なことがいえるかもしれません。
これまで専門課程はそれぞれ選択した素材と決まっていましたが、
今は、学生が素材に縛られることなく、自分が表現する上で必要だと思ったならば、それら工房を自由に行き来し、ひとりの決まった教員だけでなく、他の工房の教員とも関わるようなカタチになっています。
当然、ずっと同じ素材で取り組みたい学生は、ずっとそこにいることができます。


日本画や彫刻などファインアートはまさに、美大と呼ばれるゆえんみたいな学科だと思っています。

これはアート系の先生方からお聞きする話ですが、
良いっていう価値観って何?
むしろ新しい価値観を生むってことは、
良いと思われないものかもしれない・・。
だからといって、わるいとも思われないものかもしれない・・。

簡単に、良いよね〜とか良くないよね〜とかいう台詞の前に
「何なんだ?これ?」
は、ある意味新しい価値観を感じさせてくれる言葉になるのかもしれない。
とはいえ、魂の入り方で、それが上辺の表現なのかはすぐわかる。
信念をもつ、そすれば普通に何かに取り組んでいても気配だけは出てくるだろう。
価値観をつくるとは、まねごとではない、型にはまることでもない、
既成概念を取り除くこと、表現に対しての粘り強さなどがあってのことだと思う。

試験とはいえ、
日本画の受験生も彫刻の受験生も
採点者というか鑑賞者に、何かしら自分の価値観を伝える気概があってもいいと思う。
技術は確かに人を裏切らない。普段培った描写力や造形力は存分に発揮してほしい。
しかし、それだけに溺れると味気ない作品になってしまうのも知っていたほうがいい。


本当にすごいものをみると「声がでない」ことがないだろうか?
言葉にできない。
ロジックを越えるもの。

10代、20代頭の子には、
もっともっと「声が出ない」をたくさん経験してほしいと思っている。

多摩美は確かに入試も独自路線で尖った感じのする大学かもしれない。
ただ「声が出ない」を経験できる貴重な大学でもあると思う。
それを期待する人、また、自分がそう見られたい人たちが集まってきている。
シャイで謙虚な学生も多いけれど、
やっぱり自己主張の強い人がたくさん集まるところが美大でいいと思う。


大学はゴールじゃない。
けれど、その学んだ環境はその後の人生に意外と大きな影響力を与えるかもしれない。

環境は自分の手でつかみ取る。
それしかない。


さー明日も早起きだ。

15日の入試ですが

  • 2010年2月14日 23:21
こんばんは。

本日14日は工芸学科と環境デザイン学科の試験がはじまりました。
明日15日は両学科、立体系の試験です。


多摩美の工芸には陶、ガラス、金属の領域があります。
入学後にはそれぞれの素材に触れてから専門の領域を決めます。

環境デザインはインテリア、建築、ランドスケープの領域があります。
2年次になると、専門の領域を決めていきますが、
他の領域とあわせて履修できるような仕組みにもなっています。

環境デザインは美術教員や学芸員の資格もさることながら、
一級建築士(2年間の実務後)、二級建築士などの受験資格も得ることができます。
ちなみに美大にある建築はデザイン(意匠)を専門に学ぶところです。


入試はあまり奇をてらわず、
まっすぐ構えて、
それでいていつも新鮮さを忘れずに取り組んでください。
ただ、自分が信じるものがあればそれはそれで誠実に取り組んでみてください。
毎年、前の年の入試参考作品と同じ解答を無難に再現しました・・というモノを目にすることがありますが、そういう作品は採点が厳しいと思った方がいいですよ。

今後、君が歩んでいくであろう、
クリエィティブの世界は、
他人のものを代用するなんていう、そんな甘いことでは仕事になりませんよ。

自分の力を試すつもりで。
とにかく問題文にしっかり反応して自分なりに解答を導き出してください。
たまたま似てしまうことと、最初から似せているでは、見る方はすぐわかりますよ。


みなさん、明日も八王子キャンパスで待ってます。
気をつけて、お越し下さい。






12日の入試は

  • 2010年2月11日 21:53
こんばんは。

今日は寒かったですね。
明日12日・・雪は大丈夫かな?
朝は入試実施情報サイトをチェックしてください。
天気が不安の時は、とりあえず橋本駅を利用することをお勧めします。
大学スタッフも橋本駅前に多く配置されています。

さて、明日12日の試験は
油画の油彩、
プロダクトの色彩構成、
テキスタイルの鉛筆デッサン、
を実施します。

プロダクトは今年の入試から試験科目が変更しています。
とても大きな変更です。
例題は夏休み前からお知らせしていましたが、
どういう問題がでるのかとても楽しみです。
受験生はしっかり対策できたかな?3時間から5時間に試験時間ものびてますからね。
とりあえず多摩美のプロダクトだ!気合いいれていこ。

テキスタイルの鉛筆デッサンは、
例年、モチーフ(主に花)が配布され、自由構成となってます。
とにかく、しっかりモチーフを観察し描写してください。
じっくり見て描く。
いろいろ構成のアイデアもあるのだろうが、
あまりねらいすぎてモチーフの描写が疎かになるようなことはマイナスかな。うん。

とりあえず良いものは手間がかかるのが当たり前という気持ちで。
手間をおしんでいたら良い作品はできません。
テキスタイルは入学してからもそのスピリットが大切です。
染織って細かい作業も多いし、手間のかかる時間のかかる作業も多いんです。
大変は当たり前。
自分が理想としているものに近づくには、もっともっとやれることはある。
だから卒業制作とか、
一見ただの布と思いきや・・・実は・・
人は「感動」してしまうんです。

13日の色彩構成もあわせて手を抜かず、美しさを求めてください。
しっかり仕事してください。


油画の油彩は、毎年入学者の作品を見るのを楽しみにしてしまいます。

絵が好きなのが当然ということなんだろうとは思いますが、
作品がとても楽しそうです。
楽しんで絵を描いてる、って伝わってきます。
描く楽しみ方も人それぞれだと気付かせてくれます。
とても魅力的です。
ただ、どんなに入試の作品が魅力的でも、
まだまだ世間に通用する個性ではないと思ってください。
入学後はじっくり、先生方とやりあってください。
金の卵も磨かなければ輝きません。あたりまえです。
自分の未熟さに気付けたところからスタートラインだと思った方がいいかな。
ただし、入試の時は当然「自分が一番」でいくべきです。
試験会場の周りの人に流されないように自分らしく取り組んでください。
今年も力作期待しています。




今日、情報芸術(メディア芸術)コースの先生方にお世話になりました。
面白い。ちょっと次元が違うと思ったです。
既成概念はとりはずします。

文化庁メディア芸術祭アート部門に今年の4年生の卒業制作が2点優秀賞いただいてます。
Braun Tube Jazz Band と F-void sample が情報芸術コースの学生のものです。
ちなみに文化庁メディア芸術祭は世界各国から作品が集まってくるイベントです。
しかも学生での受賞は素晴らしいことです。
Braun Tube Jazz Bandの作者、和田君は慶應義塾大学(SFC)からの3年次編入学生です。
「制作できることがうれしい」と多摩美に来ていった言葉です。
(最近、情報芸術は美大からだけでなく、こういう大学からの編入学も増えています)
F-void sampleの作者、魚住君は4年間多摩美で、その成果がこの受賞です。

今更だけど、おめでとう。


9日の入試について

  • 2010年2月 8日 23:38
こんばんは。
美術学部一般入試がはじまりました。

昨日、今日で、グラフィックの鉛筆デッサン、色彩構成が終了。
明日9日は版画と情報デザインと情報芸術の実技試験です。

版画は、例年、想定デッサンのみであとは学科試験です。
美術学部の中では実技系学科の試験で、実技1科目は版画のみです。
想定デッサンはとても自由です。
じっくり画面と向き合って普段の力を出してください。

あとデザイン系学科希望者の併願も特徴です。(油画との併願が多いんですが)
参考ですが、
最近はモーショングラフィックスなるコンピュータを取り入れた表現の授業もやってます。


さて、情報デザインコースについては先日もお話しましたが、
入学後のカリキュラムの変更にともない、
今回から入試の評価基準もかわります。
きっと、
「視覚表現」は問題の傾向が変わっているはずです。
よく問題文を読んで、普段培った表現力をいかしてください。
最近、卒業制作が面白くなってきましたね。
昨年の作品群。「テンキパン」とかいけてます。
情報デザインって何?という質問が多かったけれど、
カタチがみえてくるとわかりやすくて、面白い。一例ですけれどね。

新カリキュラムは美大の情報デザインであることを意識しています。
今年からセンター試験に鉛筆デッサンを課すようにしたのは
表現力をベースに入学後いろいろ取り組んでいきたいからです。
(総合大学にも情報デザインって言葉多いんです。ちなみに多摩美が日本で最初に情報デザインという言葉を使って学科設置したと思います。たしか、その翌年ムサビがデザイン情報学科を設置したのかな?ちなみに、ムサビのデザイン情報学科とは内容が異なっているなーと思っています・・)

今年も卒業制作楽しみです。



次は情報芸術コースのこと。
情報デザイン学科でも上記情報デザインコースとは試験問題が異なります。

このコースは「メディア芸術コース」という言葉にした方が伝わりやすいかと思います。
情報デザイン学科では、メディア芸術コースで新しい表現等を試みて、
情報デザインコースで日常におとし込んでいくようなスタイルができているようにも感じます。

メディア芸術コースは社会へ問い、(ハッとさせ)
情報デザインコースは社会に解答を出す。(納得&安心させる)

入試については、今年どうなんだろう・・・?

基本的に表現力を存分に発揮してください。
油画等絵画系の受験生にぜひ受験してもらいたいとよく耳にします。

最近、使用紙が正方形というのが特徴でしょうか。
既存の用紙ではないです。
新しい枠組みをつくること、それがこのコースが目指していることでもあるんですね。
日常、研究室やアトリエに行くと必ず何か驚きがあるのもこのコースの特徴です。
ワクワクします。


情報デザイン、情報芸術(メディア芸術)ともにグラフィックを受験した人も多いかと思いますが、もう多摩美までの道のりは慣れたと言わずに、
新鮮な気持ちで時間にゆとりをもって八王子キャンパスにお越し下さい。

版画の受験生ではじめて八王子キャンパスに来る方は、
橋本駅には学生スタッフもいますから、何かあったら声をかけてくださいね。
時間にはゆとりをもつのは当然ですね。

私も今日明日と朝8時には学校に行ってますよ。


さー、明日もテンションあげていきましょう。


7日から美術学部一般入試はじまる

  • 2010年2月 6日 23:34
こんばんは。
受験生のみなさん、明日からですね。
7日のグラフィックデザイン学科から18日の日本画/彫刻までの11日間、
八王子キャンパスでは美術学部一般入試が実施されます。

明日はグラフィック鉛筆デッサン(5時間)です。
例年、想定問題です。
出題の意図、採点のポイントをよく頭にいれてのぞんでください。
(デジタルパンフにあり)


「何を伝えたいのか?」

伝える意志がなく、ただ手を動かしても相手の気持ちは動きません。
相手とは鑑賞者です。試験ですから採点する先生方です。

実技の基本を押さえておくのは当然ですが、
10人いたら10人違うタイプを入学させたいと思うのが美大入試です。
奇をてらう必要はないけれど頭も使ってください。
素直に使うんですよ。
斜に構えてモノをみないように。そういう見方は発想力豊かだと思われません。
これは将来に渡っていえることかもしれません。


どういう問題がでるのか、我々も試験当日じゃないとわかりません。
こちらもいつも緊張します。


グラフィックの鉛筆デッサンは5時間です。
じっくりあなたらしく表現してきてください。
試験の雰囲気にのまれないように。


試験期間中の入試情報はここで確認してください。(携帯/PCとも対応)
例えば当日朝、
天気や交通の乱れで試験時間に変更がでる場合などの情報をお知らせします。
http://tamabi.jp/adm/


明日は晴れるようです。
とはいえ、
時間にゆとりをもって、
八王子キャンパスにお越しください。


ちなみに、6日は上野毛キャンパス造形表現学部デザイン学科の社会人入試でしたね。
明日は上野毛キャンパス造形表現学部は3年次編入学の試験です。


八王子キャンパス、上野毛キャンパス、各受験生は間違えないようにお願いします。

芸術学科教職課程設置そしてムサビ卒業制作展(学内展)

  • 2010年1月30日 03:28
こんばんは。

美術学部芸術学科に教職課程が設置されました。
これによって、美術学部は全学科、教職課程の設置となります。

芸術学科は入試も一昨年までは筆記試験のみでしたが、
昨年から鉛筆デッサンと小論文が選択となりました。

美大の中でも、
芸術学科は理論系とされ、
美術・デザイン史や、人類学や、言語学や、映像論などを通して
芸術に関わる分野のさまざまな原理を探り
実社会に応用していくところだと思ってください。

美術に絶えず触れているというのが美大にある芸術学科の魅力のひとつでもあります。
そして、基本的には言葉で探求する場所です。

芸術学科研究室サイトには、カリキュラム(進路別履修モデル表あり)ほか、
ニュースとか・・
ニュースにはまだ教職課程申請中となってますが、もう認可受けてますからね。
あと平出隆学科長が「鳥を探しに」を1月に刊行しました。
659ページとだいぶ厚いですが、
みなさんも・・特に学生のみなさんは春休みは長いですから、
是非読んでみてください。
私も読み始めました。


さて、1月29日はムサビの卒業制作展を見る機会に恵まれました。
関係者のみなさんどうもありがとうございました。
そういえば、手羽さん、竹林さん・・言い忘れましたが、
甲田学長ともお会いできたので挨拶しときました。

感想は
とてもじゃないけれど、見きれません。
そして空デ、視デ、基礎デ、デ情、芸文、工デと渡り歩いていくつもりだったんだけれど、
おいおい、ここにまた視デの展示?ここにまた空デ?のように
展示場所がパズルのようで、そりゃ大変っす。
アート系は終了時間が来て2号館のパワフルなものしか見られなかった。
そういえば、映像学科もいろんな場所でやってたね・・。
これも作品?とあんな場所に・・建築の作品でしたね。

とにかく、見に行く予定がある人は、
いろんな場所に、学科に関係なくいろんな作品があるから、
それだけは知っておくといいかもしれません。

ちなみにドカジャン来て歩いている人らはチーム職員です。
近くに学生がいればいろいろ教えてくれますが、
ドカジャン来ている人にも聞いてもいいと思いますよ。
意外と手羽さんか竹林さんって可能性ありです。

アート系を見るには、今日あまり見られなかったので
5美大展(2月18日から2月28日/新国立美術館)見ないとな。
ただ、学内展にはキャンパス限定作品ってのもあったかー。

一般入試志願者確定そして倍率

  • 2010年1月26日 02:46
こんばんは。
多摩美 美術学部一般入試志願者確定しました。

ムサビもでました

受験生はここからですね。
やるんだよ。

竹林さんのいう通り、今年は美術系大学は事前に減少予想で、さらに国公立志向とも言われていましたが、
受験生の「ここで」勉強したいという、熱い思いはそれなりに感じる結果は出ていると思います。

試験はそんな簡単じゃないです。
自分のためにも鍛錬してきてください。
徐々にテンションあげながら・・
とはいえ、肩の力は抜けていた方がいい。
あとは体調崩さずに。

あと、
多摩美の場合、留学生・帰国子女の試験は12月に実施しておりますので、一般入試の志願者数には反映させていません。(確かムサビは一般に含んでます)
多少、各大学数字の見せ方が異なりますね。
関係者のみなさんご承知おきください。

それと、倍率も各大学まかせになりますから、受験生は注意が必要です。
気にしすぎないこと。
この時期は志願倍率(志願者数/募集人員)で非常に倍率が高くなりますけれど、
実際4月以降に発表する、実質倍率(受験者数/合格者数)はもっと低くなります。
ちなみに受験者数というのは、志願していても試験当日欠席する場合もあるので、そういう人を外した数です。また実質倍率を発表しないところもあります。



例えば、志願者数が100名、募集人員が10名、だったら志願倍率10倍です。
しかし、大学が合格者数を100名発表せざるをえない場合もあります。
すると実質倍率は1倍となります。10倍でもあるけれど、1倍でもあるんです。
これは、大学内(試験方式)での併願であったり、
他大学に抜けてしまうなどを考慮して、
入学者確保のためにあらかじめ多くの合格者を発表するからです。
特に一般大学や総合大学ではよくあります。


多摩美は数年前まで、
入試結果は、正規合格者数だけでなく補欠繰上げ合格者数までを分母に加算して、
律儀に本当の実質倍率を出していた時もありました。(今は分母が正規合格者数のみ、ほとんどの大学がこれかな。)
当時、受験業界の方々にそこまで出している大学ないですよ・・といわれましたが、
受験生から何で美大は倍率が高いんですか・・?もっと低ければ・・との問いが頭にこびりついていて、少しでも倍率を下げた状態というか正直な状態でみせてあげようと・・。

よく理解せずに、ほんと数字をいっぱい探してた。
懐かしい。

と、このように、大学でフォーマットかえられますから、数字に踊らされないように。
というか、あくまでも倍率は目安ですね。

身を引き締めるために使ったり、緊張をほぐす時に使ったり、
もっと自由に使用してください。

上記にある通り、正規合格者数は大学が入学者数を見込んで決めるので、
大学によって全然違いますからね。
だから補欠の繰上げ合格者数も年度によって違ってくるんです。
本当に読めないんですよ。
しかも入学者が多くなりすぎると国からペナルティーがきますし。


高校1、2年生のみなさんはよく理解しといてください。
とにかくデータに翻弄されないように。
本当にまずは自分の力をつけていってください。
人は誰も助けてくれないってのが美大受験の鉄則ですからね。
実技がある限り、マークシートのような解答はこちらも期待していません。
しっかり試験の目的(例えば、出題のねらい、採点のポイント)に気付きながら励んでください。

若い時は小さいながらも何か目標があった方が励みやすいと言われています。
大学合格がゴールじゃないのは最もだと思いますが、
受験って、気分が高揚するし、
それなりに大学もゴールテープを用意しているので、
せっかくだから、
今までにないスピードでそのテープやぶっておくれ。



やっぱり、どの学科・専攻であろうと、
多摩美に受かったら「おめでとう」って言ってあげたい。

いきかえり

  • 2010年1月22日 04:04
学校の行き帰り、いろいろなことを考える。
自分の学生時代のこと。
その当時の多摩美ってどういうところだったっけかな?
先輩にこんなこと言われてたな。
先生はおとぎ話のように、古い話を昨日のことのように面白くきかせてくれる。
そして今の学生にとって多摩美ってどうかな?
受験生はどういうイメージなのかな?
魅力って何だろうか?

僕は多摩美を知ったのが2浪目の12月というかなりの遅咲き組なので、
イメージもなにもなく、入試に突入したんだけれども、
当時は、美大をめざす人はオープンキャンパスなんてないし、
11月の芸術祭を見て、どの美大が面白そうか決めていたという話を思い出した。

芸術祭。(今更こんな話すみません)

前にも書いたけれど、
やっぱり24時間営業中は面白かった。
朝方へべれけに酔っぱらっていて、
開き直ってさらに酔っぱらって、もう何でもいいやって、陽気になって・・
いつ寝ていいかわからなくなって・・。
結構みんなそんな感じだったでしょ。

入学したてに、本館(現共通教育センター)の405で芸術祭の説明を上級生から受けたのを思い出した。
昨年の模様と、映像を見させられた。
ステージの上から人がはしゃいで落ちるシーンがあった。
痛そう・・。
次の場面、その人が足にギブスを巻いて松葉杖で登場していた。
結構ノリノリで。
使用前、使用後みたいな解説があった。
やっぱり弾けるんだったらこのぐらい覚悟きめないとダメなんだと洗礼を受けた。

オールナイトロックフェスっていうのが伝統だと説明を受けた。
夜中じゅうゲストバンドがきて盛り上がる。

1年の時、自分もチケット買ってちょっと見に行ったのを思い出した。
その時、補足的に大先輩が、昔からな〜・・とロックフェスの話をしてた。

今日、そんなことを思い出しながら地下鉄をおりた。

家について、
あ〜やっぱり多摩美にはまってしまうよ。

4話目とかグッとくるですよ。


多摩美ってこういう感じなんだよなー。

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