Home > 旧いからとて色褪せぬかな

旧いからとて色褪せぬかな

  • 2012年12月23日 05:25

久しぶりです。
土曜日の雨は不思議と心が休まる。
その土曜日が出勤日であると休まるというより満たされる感じだ。

ただのあまのじゃくかな。

さて、
冬至も過ぎでこれから少しずつ陽が伸びてくる。
悪いことがだんだん良くなっていくと考えてもいいよ。
旧暦で言えば11月が冬至のある月。
一陽来復って聞いたことある?
陰が行くところまでいって陽が出始めて復活すること。

多摩美の創立記念日が11月なのは、旧暦11月に関係していると勝手に思い込んでいる。
よくお祭りなどにある、旧暦の日にちをそのまま今に引き継いだものと同じでしょ?
当然、今はそのお祭りと季節感(時期)がマッチングしてないんだけれど、
そのギャップがあることが逆に心地いいと思ってしまう。
ギャップがあるほど、そこに隠された意味を知ることが出来る。

明治時代のこと、
改暦推進派の福沢諭吉という人が、
政府が行った改暦に対して、改暦に異議を持つ人は無学文盲の馬鹿者といったそうな。
ほんとかね。
欧米に追いつきたい、時代はそんな流れだけれど、
旧暦自体は、
自然に抗うことなく一緒に生活してきたこれまで生きてきた人の知恵がつまったものだと思うんですよね。
経緯はどうであれ、神様と仏様を同居させられる民族なのにねー。
むしろ、字が読めなくても、知識がなくてもわかるものってすごく貴重だと思うんですよ。
しかも理屈がないわけじゃない。
その理屈は、見たり聞いたり触れたりした感覚を、心でとらえなおして生み出したものでしょ。
頭でつくられたものでない。
小手先ではない。
何でも効率よく便利になればいいというわけではない。

美術大学はね、心の大学なの。
医大はカラダを観るところ、美大はココロを観るところですよ。
多摩美はその教育を今も昔も変わらずやってるんだからと、
尊敬する多摩美出身の大先輩の大先生が言ってた。

そういえば、朝日新聞出版の大学ランキング2013版の確か・・私大一般入試比率高ランキングで、
1位、2位がどこかの医大で、3位が多摩美、4位がムサビだった。おー。

高校生の皆さん、
自分の心でとらえていこう。
何事も表現するってそういうことだよ。

Comments:2

Anonymous 2012年12月23日 07:50

入試比率高ランキングって何ですか?

2013年1月12日 14:03

いきなり失礼します!
今年多摩美の造形学部:デザイン学科を受験しようと思うのですが。
デッサンや塗るやつ?があるのですが予備校なども通っておらずあまり描けません。学力のほうもそれほど良いとは言えません;
造形だとレベルは落ちると聞いたので、受験してみようと思ったのですがどう思いますか?
よろしかったら何か意見お聞かせ下さい。

Comment Form

Trackbacks:0

TrackBack URL for this entry
http://bidai.tv/mt/mt-tb.cgi/8014
Listed below are links to weblogs that reference
旧いからとて色褪せぬかな from 美大日記::タマビの米山

Home > 旧いからとて色褪せぬかな

検 索
更新順
Links
Feeds

Return to page top